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ー小さなことからコツコツとー

苦手と感じる人にこそ関わりをもってみる

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かずころです😊

今日も見に来てくださりありがとうごいます✨

 

令和2年3月31日

本日をもって退職することになりました。

といっても、定年退職する同僚Aさんのことです。

Aさんとは同じ部署で数年間一緒にお仕事させていただきました。

年齢は離れているのですが、よく愚痴を言いあったり、相談しあったり、食事に行ったりして仲良くさせてもらっていました。

でも、実は出会った頃は苦手だったんです。

 

相手の一部分だけを見て”苦手”と思い込んでいた

出会った当時、私はAさんより先に仕事を終わらせて帰ることが多かったのですが、私の残業が終わらず珍しくAさんが先に帰ったことがあったのです。

その時Aさんが「やった〜!今日は先に帰れる〜!」と挨拶して帰っていったのです。

「今まで私が先に帰っていることを良く思っていなかったのか?ていうか、”やった〜!”ってそんな挨拶ひどくない?」とイラッときました。

こんな些細なイラッとする出来事が度々ありました。

さらにAさんは、気にしても仕方ないと思えるようなことをいつも心配していました。

だから、私にとってAさんは「心配性で、面倒臭くて、嫌みを言う苦手な人」に分類されたのです。

ストレスの溜まった私は、家で旦那さんに愚痴った ことがありました。

旦那さんからは「相手の嫌なところばかり見ていたら、それしか見えなくなる。良いところを見ようと思った方がいい。」とアドバイスをもらいました。

今思えば納得なのですが、当時の私にはそれができず、Aさんの「苦手」な部分だけを見ていました。

似ている部分があると気付く

 一緒に働き始めて2年ほどたった頃、Aさんと2人で仕事をする機会が増えました。

話す時間が増えると少しずつ印象が変わっていきました。

・心配性ではあるけれど、丁寧に仕事をしていること。

・場を盛り上げようとする気持ちで言葉を発していること。

 ・実は考え方が似ていたこと。

 Aさんの違う部分が見えたことで、Aさん自体は何も変わっていないのに、見え方が「苦手」から「親しみの持てる人」にいつの間にか変わっていました。

嫌みに聞こえていたAさんの言葉がほとんど気にならなくなりました。

きっと私の捉え方の部分も大きく影響していたのだと思います。

相手への評価が低いと、何かのきっかけで評価が上がりやすい

 「苦手」から「親しみ」に変わった後はどんどん仲良くなっていきました。

始まりがマイナスだと良い面を見つけた時のプラスの評価の振り幅は大きいと思います。

これが「苦手だった男性を好きになってしまう心理」というものなのかもしれません。

そして、苦手な部分をもう知ってしまっているので、それを受け入れた上で付き合うので気楽に長く付き合うことも可能なのかと思います。

「苦手」と感じる人こそ関わりをもってみる

 そもそも「苦手」とか「嫌い」という感情自体が、相手に「関心がある」ということになるんですよね。

嫌な気持ちになると分かっていながら、嫌いな人のSNSを見てしまうような😅

興味がなければ無関心になるはずですからね。

例えば、私の場合は、Aさん含む他のスタッフより早く仕事を終わらせて先に帰るということに対して、実は少し罪悪感を感じていたのです。

手伝える状況でもないので帰ること自体は何も問題ないのですが。

それでも「私が先に帰ることを他のスタッフはどう思っているんだろう?」という気持ちがあったから、Aさんの「やった〜!今日は先に帰れる〜!」という発言に気持ちが反応してしまったのです。

「苦手」と感じる人と関わりを持つことは、自分の気持ちと向き合うきっかけにもなります。

そして、とても良い関係を築ける可能性のある人だとも思います。

もし相手のことをよく知らずに、苦手だからと避けてしまっているなら、少しもったいないのかな、と思います。

でも、関わってみて「やっぱりダメだ。」と思った時は速やかに離れてくださいね😅

まとめ

仲良くしてくれたAさんの定年退職ですが、新型コロナウイルスのおかげで辞令交付式や送別会が一切中止となってしまいました。

Aさんは「今までそうやって見送ってきたのに、自分の時にはないと思うと気持ちに区切りがつきにくい。」とため息をついていました。

それを聞いて私も切ない気持ちになりました💦

Aさん、長年のお勤めご苦労さまでした。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました😊